指導者セミナー

体育会各部の監督・コーチとリーダー学年の現役部員を対象に、
運動理論、トレーニング方法、フィジカルケア、救急対応、ハラスメントやドーピング問題等について、
トップアスリートや医療大学の講師によるセミナーを開催し、各部にフィードバックしていただきます。

開催日時 第1回 2014年1月25日(土)11:00~(10:30受付)
参加費 監督・コーチ・OB  2000円(1名)
学生 無料
場所 関西学院大学大阪梅田キャンパス
K.G.ハブ スクエア大阪
大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー14階
TEL: 06-6485-5611 FAX: 06-6485-5612
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/
開催日時 第2回 2014年2月15日(土)11:00~(10:30受付)
参加費 監督・コーチ・OB  2000円(1名)
学生 無料
場所 関西学院大学大阪梅田キャンパス
K.G.ハブ スクエア大阪
大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー14階
TEL: 06-6485-5611 FAX: 06-6485-5612
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

1月・2月セミナー概要

【第1回セミナー】

日時 2014年1月25日(土)11:00~12:30
場所 関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G.ハブ スクエア大阪 10階 1005
内容 45分×2コマ

1.コーチングスタッフとメディカルスタッフの組織運営

スポーツ組織内での健康管理に関する各種データ(メディカル・フィジカル)の収集と管理を行い、
スタッフ間で共有することで前向きなチーム運営を図ることを目的としています。
ドクターなど医療機関との連携や報告書の提出、トレーニング離脱率など、コンディショニングに対する
共通理解を図っていく方法を提案していきます。

2.スポーツ外傷・障害の予防

スポーツをする上で発生する整形外科的・内科的疾患には、あらゆる対策を講じる必要があります。
予防の方向性を決定するのはメディカルチェック・フィットネスチェック、環境面・施設・用具の整備、
ドーピング対策などありますが、今回は具体例としてサッカーにおける予防プログラム( FIFA11 + : FIFA イレブンプラス)を
紹介します。特に女子サッカー外傷の予防に効果的であると言われ、日本代表レベルはもちろん、 JFA では全国的に
広めていく体制をとっています。これらを中心に近年の予防プログラムの発展を紹介し、実践していきます。

【第2回セミナー】

日時 2014年2月15日(土)11:00~12:30
場所

関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G.ハブ スクエア大阪 14階 1406

内容 45分×2コマ

3.アスレティックリハビリテーション

スポーツによって発生した怪我は治れば良いというものでもありません。スポーツ活動に支障を
来すあらゆる身体的な不具合を改善するための働きかけとしてアスレティックリハビリテーションを紹介します。
アスレティックリハビリテーションは、怪我の発生→病院受診→病院でのリハビリ→現場レベルでのトレーニングを
つなぐとされており、安全且つ効果的に運動復帰を果たすためのプログラム作成から、
運動復帰後の再発や後遺症を予防します。怪我を負ってから現場復帰までの理想的な道のりを紹介し、
実践例を交えて現場レベルの話をしていきます。

4.選手への教育

スポーツ現場において指導者は、選手がベストコンディションで競技に臨めるようにサポートする役割を持ちますが、
トップアスリートを育てるためには選手自身が体を管理するセルフコンディショニングの意識を持つことが重要です。
このような現状にあって、選手が抱える悩みの1つであるドーピング問題は指導する側に専門的な知識が求められます。
選手自身が責任を持って遂行すべきことであっても、指導者が知っておくべき内容に関して具体例を挙げて紹介いたします。

【講師略歴】

内田靖之:鍼灸師、(公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー、日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者
関西学院大学体育会サッカー部アスレティックトレーナーを基軸に大学サッカーを中心に活動しています。

山口由美子:鍼灸師、(公財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー、 FIFA11 + インストラクター
サッカー日本代表アスレティックトレーナーとして活動し、今年度は女子 U19 を担当しています。