2022年、母校体育会は創立110周年、そして体育会同窓倶楽部 (K.G.A.A) も創立70周年の節目を迎えます。
母校体育会は、かつては多くのオリンピアンを輩出し、我が国の学生スポーツ界を牽引してきた輝かしい歴史がございます。また、それとは一転して、長く厳しい低迷期も経験して参りました。
強かった時代も、そうでなかった時代も、何ら変わらず先輩方が守り繋いできたものこそが、関西学院のスクールモットーであるMastery for Service の精神と、体育会のモーットーである Noble Stubbornness の精神です。
世に仕える人となるために心身を錬磨すること、そして、最後の最後まで決して諦めることのない高貴なる粘り…そう簡単に実行できることではありませんが、大先輩から脈々と受け継がれ、間違いなく私たち体育会OB・OGの生きざまの軸となっているはずです。
私は、この度体育会同窓倶楽部 (K.G.A.A) の会長を仰せつかりましたが、この崇高な精神を大切にし、更には、母校体育会にお仕えする気持ちで、謙虚に愚直に務めて行く覚悟でございます。どうかご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
新約聖書 マルコによる福音書 9章35節
イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」
それでは、ここにK.G.A.Aの「運営ポリシー」について述べさせていただきます。
【運営ポリシー】
■基本理念 =「現役ファースト」
いつの時代も体育会は現役が主役であり、現役の皆さんが元気に活躍できるようさまざまな機会を整えることがOB・OGの役割であると考えます。そこで、KGAAも現役の熱烈サポーターでありたいと願い「現役ファースト」を基本理念に据えたいと考えます。
■基本方針
①「優しく寄り添う」
現役の皆さんに優しく寄り添い、応援する
②「しっかり支える」
現役の皆さんを物心両面でしっかりサポートする
③「共に楽しむ」
OB・OG同士がクラブの垣根を越えて仲良く楽しく集う
第11代会長
元木 雄三